「実際にアルバイトをしながら専門学校に通う生活ってどんな感じなの?」と気になる方も多いと思います。この記事では、専門学校とアルバイトを両立しながら一人暮らしをしていた私の1日のスケジュールや専門学校・アルバイト先での人間関係のリアルについてご紹介します。
専門学校+アルバイト生活の1日の流れを紹介
専門学校に入学してすぐ、パン屋でのアルバイトが始まりました。慣れない一人暮らしに加えて、学校とアルバイトを両立する生活がスタート。ここでは、そんな私の1日のスケジュールをご紹介します。
・7:30 起床 起きて急いでご飯を食べて急いで登校
・8:30 登校 登校したら授業が始まる前にレシピをノートに写し、実習を始められる準備を整える
・9:00~16:00 授業(製パン実習中心) 作るパンなどにより授業が終わる時間はバラバラ
・17:00~23:00 アルバイト ロスになったパンを頂き、晩ご飯を済ませる(節約になる!)
・23:30 帰宅・授業のレポート作成 レポートの提出が必須だったので覚えてるうちにレポートを作成
・2:00 就寝 ヘトヘトで就寝

時間も体力もギリギリ!?両立生活のリアルと工夫
製パン実習とアルバイトがある日のスケジュールを紹介しましたが、実際の生活は想像以上に大変でした。社会人経験があったので忙しさには慣れているつもりでしたが、初めての一人暮らしということもあり、専門学校とアルバイトの両立には苦労しました。
入学前に少しだけ貯金はありましたが、それだけでは生活は厳しく、アルバイトのシフトもなるべく多く入れていました。資金面ではかなり切り詰める必要があり、製パン実習で作ったパンを持ち帰り、冷凍保存して朝食や夕食に活用するなど工夫をしていました。
もちろん、授業が早く終わる日やアルバイトがない日には、遊びに行ったり家でゆっくり過ごしたりと息抜きもしていました。忙しい毎日ではありましたが、「やりたいことに挑戦している」という充実感が勝り、苦しさよりも誇らしさを感じていたのを覚えています。
仲間との青春と、アルバイトで学んだ人間関係
専門学校で過ごす日々が増えるにつれ、クラスの仲間との距離はほとんどなくなっていきました。最初は自分が年上ということもあり敬語で話しかけられていましたが、次第にタメ口が自然になり、同世代の友人のように話すようになりました。授業や日常生活を共にする中で絆は深まり、高校生に戻ったかのような青春の日々を過ごせたと思います。先生方や仲間のおかげで、とても充実した学生生活を送ることができました。卒業して8年経った今でも交流があり、7歳下のクラスメイトの中に親友と呼べる存在ができたことは、大きな財産だと感じています。
一方、アルバイト先での人間関係では少し苦労しました。私は自分から年齢や社会人経験を話さずに仕事を始めました。周りは大学生が多く、専門学生だと伝えると年下だと思われることが多かったのです。そのため、仕事の中で「やりにくさ」を感じることもありましたが、そこはグッと堪えて謙虚な姿勢で取り組むことを意識しました。
やがて、自分の年齢や社会人経験を話す機会があり、その時から少しずつ距離が縮まり、打ち解けていったことを覚えています。もしあの時、社会人経験を理由に奢ったり傲慢な態度をとっていたら、信頼関係は築けなかったでしょう。人間関係を築く上で大切なのは、やはり「奢らず、謙虚でいること」だと強く感じました。
学生生活では仲間と青春を楽しみ、アルバイトでは社会人としての人間関係を学ぶ。どちらも私にとって欠かせない経験でした。
両立生活から学んだこと
両立生活は正直、金銭的にも体力的にも大変でした。ですが、背中を押してくれた友人や家族、そして「新しいことに挑戦する」と決めた自分の覚悟が、辛い時に何度も頭をよぎり、原動力となっていました。
その経験を通して、時間の使い方の大切さや仲間と支え合うことの力強さを学ぶことができました。アルバイト先での人間関係や、お金のやりくりの工夫も含め、すべてが自分の成長につながったと感じています。
振り返ってみると、あの日々が「貪欲に学ぶ姿勢の土台」となり、「あの時頑張れたから今の自分がある」と胸を張って言えます。これから専門学校に通おうと考えている方にも「大変さの中には必ず学びがある」ということを伝えたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。今回は、専門学校とアルバイトの両立生活のスケジュールや、その生活の中で得た学びについて書かせていただきました。少しでも参考になれば幸いです。


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